採用関連
当社では、お客さまにより高品質な商品・サービスをお届けするためには、社員が安心して日々の仕事に打ち込める環境づくりが大切だと考え、働きやすい職場をつくるため様々な取り組みを行っております。
その一つが、子育てをする社員の支援です。当社は社員の仕事と子育ての両立を支援するため、育児休業制度(以下、育休)を設けており、多くの社員が制度を利用しております。産休・育休後の復職率は100%(※)であり、福岡県に「子育て応援宣言企業」として登録もされております。
これまで、出産後も仕事を続けたいという思いをもつ女性社員が育休を取得しておりましたが、今年は初めて男性社員も育休を取得。男女関係なく、出産・子育て期に十分な子育てを経験しながら、引き続き能力を活かして働き続けることができる環境づくりが広がってきております。
そこで今回は、育休を取得した男性社員2名の体験談をインタビュー形式でご紹介します!実際に働く社員の生の声を通して、ぜひ当社の社風や雰囲気を感じていただくきっかけになれば幸いです。
▲研究開発部 佐田
Q:
育休を取得しようと思った理由やきっかけはありますか?
佐田:
子どもが2人いるのですが、妻が保育園の送迎や日常の家事など2人の面倒を見ながら、赤ちゃんの世話をしなければならず、大変な状況になると思ったからです。妻に休む時間を多く取ってもらい、産後の体調が少しでも早く回復してもらえればと思いました。
Q:
育休を取得するにあたって不安などはありましたか?
佐田:
1カ月間の育休を取得しましたが、特に不安はありませんでした。
Q:
育休を実際に取得してみていかがでしたか?
佐田:
少しでも妻の負担を減らせたのではないかと思います。育休を取得した時期が、ちょうどコロナ禍で外出自粛が求められている頃だったのですが、自分が育休を取得して手伝えることで、妻と赤ちゃんが買い物や保育園の送迎などの外出をしなくて済んだのは良かったです。
Q:
育休中はどのように過ごされていましたか?
佐田:
子ども2人の面倒をみながら、赤ちゃんの面倒をみたり、家事全般も担当していました。外出自粛によるステイホーム期間中でしたので、子どもたちと一緒に勉強したり、絵を描いたり、料理したり、本を読んだりして過ごしていました。
Q:
育休を取得された前後、会社や周囲のサポートで助かったことはありますか?
佐田:
育休前に同じ部署のメンバーに引継ぎを行い、不安なく育休期間を過ごすことができました。部長、課長、同じ部署のメンバーから1カ月間の育休取得を快諾いただき、皆さんとても協力的で大変感謝しています!
Q:
今後、男性で育休取得を考えられている方へのアドバイスはありますか?
佐田:
奥さんのためを思ったら育休を取得するべきだと思います。特に上のお子さんがいらっしゃる場合は取得するのが良いと思います。収入への不安もあると思いますので、奥さんと相談して育休期間を決めたら良いと思います。
▲研究開発部 髙橋
Q:
育休を取得しようと思った理由やきっかけはありますか?
髙橋:
原則、子どもが1歳になるまで、男性でも育休を取得可能であることは知っていました。もうすぐ1歳になる、というタイミングに来た時に、「非常に貴重な経験として、育休を取得してみてもいいんじゃないか?」と思い立ち、利用しようと決意しました。0歳児である娘と一日中向き合うことができる機会は、この時を逃したらもう二度と訪れない、という思いもありました。
Q:
育休を取得するにあたって不安などはありましたか?
髙橋:
私の場合、1カ月間の予定でしたが、その間の業務の進捗には、不安を感じておりました。しかし、人事の方や、上司をはじめ、周囲の皆さんが育休取得に対して、非常に肯定的だったことが嬉しい誤算でした。むしろ迅速に体制の整備を図ってくれたことで、結果的には、安心して育休に入ることができました。
Q:
育休を実際に取得してみていかがでしたか?
髙橋:
取得したものの、最初は育児を乗り切れるのか、大きな不安でいっぱいでした。実際、あわただしく時間が流れ、ようやく少し慣れてきたかな、という頃に休業が終了という感じでした。終わってみて感じたことは、もう1~2カ月取得できればさらに育児力が上がり、妻だけに負担をかけない良き父親になれたのかなと思います。
Q:
育休中はどのように過ごされていましたか?
髙橋:
あわただしく時が流れると感じるくらい、日々育児に奔走していました。つかまり立ちから二本足で立つ移行期間だったので、不意に後ろに倒れることがあり、常に気を配って見ていたり、離乳食も食べるものと食べないものがはっきりしていたので試行錯誤したりで、大変でした。ちょうど卒乳時期だったので、なるべく、母親から離して寝かしつけもするようにしていたのですが、私が寝かしつけをうまくやれたためしは結局一度もなかったことが、大きな心残りではあります(笑)
Q:
育休を取得された前後、会社や周囲のサポートで助かったことはありますか?
髙橋:
私の持っている仕事や取引先さまとのやり取りなど、すべてを具体的に同じ部署の他のメンバーに引継ぎをしました。そういう意味では、1カ月間、ご迷惑をおかけし申し訳ないと思いますが、皆さんがとても協力的でした。女性だけでなく、多くの男性社員も育児休業を取得していくことで、「会社全体での支えあい」「持ちつ持たれつ」の意識が根付き、これまで以上に働きやすく素晴らしい会社になるのではないかと感じました。
Q:
今後、男性で育休取得を考えられている方へのアドバイスはありますか?
髙橋:
子どもが1歳になるまでのどのタイミングで育休を取るかによって、求められる育児のスキルはまるで異なると思います。私の場合は、1歳になる1カ月前での取得だったため、ちょうど二本足で立つくらいのタイミングでした。大変でしたが、0歳児は日々大きな成長を遂げているため、父親として感動の場面に立ち会える機会もすごく多かったです。男女共同参画が求められる時代ですので、そういう意味でもぜひ男性も育児休業にトライしてみていただけたらと思います。
2名の社員の声をご紹介いたしましたが、社員の生の声を通して、ぜひ当社の社風や雰囲気を感じていただくきっかけになれば幸いです。また、男性で育休取得をご検討されている方の参考になれば嬉しく思います。
今後も当社は社員一人ひとりが心身ともに健康であり、個性や能力を最大限に発揮できる働きやすい環境づくりを目指し、様々な取り組みを推進してまいります。
働きやすい職場づくりの詳細はこちら:https://corporate.kyusai.co.jp/recruit/work.php