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9月11日(月)より特設サイトでWEB動画公開 「カメイジング・アーマー~すべての孫はヒーローになれる~」 次世代高齢者体験スーツ『カメイジング・アーマー』登場

~ 20代・30代 意識調査 ~

敬老の日にお祝いをしない  半数以上
おじいちゃん・おばあちゃんと1年以上会っていない 4人に1人
 
 
キューサイ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:神戸聡)は、健康寿命を延ばすことを目標に活動する「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」の一環として、9月18日(月)の敬老の日に向けて、9月11日(月)よりWEB動画「カメイジング・アーマー~すべての孫はヒーローになれる~」を特設サイト(http://100aru.com/kamazing/)で公開します。
 

 
キューサイが20代・30代の男女824名※1に、「敬老の日」に関する調査を行ったところ、「敬老の日にお祝いをしない」と回答した人は52.8%と半数以上でした。また、離れて暮らす祖父母と半年以上連絡をとっていない人は60.9%。離れて暮らす祖父母と1年以上会っていない人は、26.2%と4人に1人以上いることが分かり、祖父母と会っていない、連絡をとっていない、敬老の日に何もしていない20代・30代が多いという実態が明らかになりました。【グラフ1】
(※1離れて暮らす祖父または祖母がいる20代・30代男女824名)
 

 
その一方で、74.5%の方が「祖父母にもっと会いたいと思っている・会うべきだと思っている」と回答しています。世代間交流の機会である「敬老の日」におじいちゃん・おばあちゃんに思いを馳せ、電話や手紙、会いにいくといったきっかけにしていただきたいと考え、本動画を制作しました。
 
また、動画内では、次世代高齢者体験スーツ『カメイジング・アーマー』が登場します。身に着けることで加齢に伴う身体の変化を体験できるオリジナルスーツです。すべての孫が、おじいちゃん・おばあちゃんにとってのヒーローとなれるようにと願いを込めて、日本では古来から長寿の象徴とされてきたカメとヒーロースーツをモチーフにしています。
 
●特設サイト  http://100aru.com/kamazing/
●WEB動画 4分6秒「カメイジング・アーマー~すべての孫はヒーローになれる~」https://youtu.be/MCha4CHH584
 
 

WEB動画 本編

ある日、目が覚めるとカメのようなアーマーが体に装着されていた主人公、小浦輝(こうらてる)。アーマーのシールドには“高齢者体験プログラム 開始”の文字が。いつもなら軽く上ることができる階段も、一苦労。足が重たく、息があがってしまいます。彼女とのデートも話を聞きたいのに、耳が聞こえにくくなっている様子。なぜこのような姿になったのか?そこに、手すりにつかまりながら階段を上るおじいさんの姿が。小浦青年は「僕も階段を上るの一苦労したもんな」と思いながら、アーマーから杖を取り出しおじいさんを助けます。また、つらそうに歩くおばあさんを見かけ、そっと寄り添い一緒に歩きます。おじいちゃん・おばあちゃんの気持ちが少し分かった小浦青年は、しばらく会っていない自分のおばあちゃんに想いを馳せます。小浦青年がおばあちゃんに会いにいくと、アーマーは体からはずれたのでした。喜びにわく管制室。実はこのアーマーは、おじいちゃんとおばあちゃんと疎遠になってしまっている若者へ、謎の組織が送り込んだものだったのです。「おじいちゃん・おばあちゃんに会いにいこう」というメッセージのもと、おじいちゃん・おばあちゃんと若者のふれあいの機会を創るために。
 
 

WEB動画に登場 次世代高齢者体験スーツ 『カメイジング・アーマー 』

これまでの高齢者体験キットは、教育の現場や医療・介護のシーンという場で活用されることが多かったと思います。今回は日本で古来から長寿の象徴とされてきたカメをモチーフにした高齢者体験スーツを通じて、この体験自体を身近に感じていただきたいと思っています。身につけることで、加齢にともなう身体変化を体験できるスーツになっていますので、より多くの世代に「健康寿命」を考えていただくきっかけになれば幸いです。

 
~監修 倉片 憲治 教授~
高齢者体験の真の目的は、その体験を通して高齢者を「知ること」にあります。関節は思うように曲がらない、耳もよく聞こえない。それら加齢による変化を体感してみてはじめて、高齢者の気持ちに深く寄り添うことができるのです。今まではなかった身体の変化が表れた時、人はどのようなことを感じ、考え、日々の生活を送っているのか。その内面の変化に気づいた時、世代を越えた理解は一層深まっていくでしょう。加齢変化は、65歳を過ぎてある日突然やってくるものではありません。20代、30代からすでに始まっていて、その程度が徐々に強くなるだけのこと。つまり、自分の生きている延長上に高齢者の姿があるということを、きちんとイメージすることが、なによりも大切です。
 
<倉片 憲治(くらかた けんじ)プロフィール>
早稲田大学人間科学学術院加齢人間工学研究室教授。加齢変化によって高齢者や障害者が引き起こすエラーや事故、日常的に経験する不便さ・困難さ等を分析し、それら諸問題の解決方法を見いだす分野「加齢人間工学」の研究室を2017年4月より新設。人間の感覚・身体特性の加齢変化に関するさまざまな調査・測定を通して、高齢者にも安全・安心に利用できる製品・サービス・環境の開発に向けた研究指導を行っている。
 
 

制作の背景

・敬老の日にお祝いをしない 52.8%【グラフ1】
・離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんに連絡をとっていない 60.9%【グラフ2】
・離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんと1年以上会っていない 4人に1人【グラフ3】
・離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんにもっと会いたい、会うべきだと思っている 74.5%【グラフ4】
 

 
 
 
<調査概要>
調査時期:2017年8月10日(木)~8月13日(日)
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査主体:キューサイ株式会社
調査対象:離れて暮らす祖父または祖母がいる20代・30代男女
サンプル数:824サンプル
 
 
100歳まで楽しく歩こう プロジェクト概要

公式サイト: http://100aru.com/
人々の健康と幸せを想い、ケール青汁を製造・販売して35年、ヘルスケア・スキンケア事業に取り組み、一昨年創業50周年を迎えたキューサイが、社員一丸となって社内外へ向けて取り組むプロジェクトです。
日本は高齢化社会の先進国であり、2060年には人口の4人に1人が75歳以上になるという推計もあります※。これから先、医療費や介護費用の大幅な増加も予測され、「自らの健康は自ら維持しなければいけない」という時代を迎える中、「健康寿命」の延伸が長寿大国といわれる日本の取り組むべき課題だと考え、「健康寿命を100歳にする」ことを目指してまいります。
 

※ 内閣府「平成28年版高齢社会白書」(全体版)

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