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【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(中田智恵子さん/102歳)

温かな家族に囲まれて、楽しくおしゃべりすることが長寿の秘訣!


ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は愛知県にお住まいの中田智恵子さん(102歳)にお話を伺いました。旅行をしたり、外食をしに出かけたり。アクティブに活動する智恵子さんの長寿の秘訣に迫ります。
*ご年齢は取材時のものです

家族で集まっておしゃべりをしている時間がとても楽しい!

100あるスタッフ 智恵子さんは毎朝、何時ごろ起きますか?

智恵子さん 朝は7時ごろですね。2階の寝室で寝ていますが、起きると一人で階段を降りてテレビのある部屋にきます。1〜2週に一度はデイサービスに行きますけど、それ以外の日はほぼこの部屋で1日を過ごしていますよ。

100あるスタッフ このお部屋では、いつもどんなことをしているんですか?

智恵子さん 食事をしたりテレビを見たり。テレビは動物が出る番組や旅番組、国会中継や相撲などが好きですね。ここに座っていると、家族や親戚が訪ねてきてくれて、いろんなことをおしゃべりできるのが楽しいわね。

100あるスタッフ ご家族や親戚の皆さんは、よく集まられるのですか?

智恵子さん そうですね。月に一度はここに集まって、食事をしながら、賑やかにおしゃべりしていますよ。それ以外の日も代わる代わる訪ねてきてくれるし、みんなで外食をしに出かけることもありますね。

100あるスタッフ どんなところへ行かれるのですか?

智恵子さん 7月の誕生日には焼肉を食べながら家族に祝ってもらったし、つい先日も浜名湖まで鰻を食べに行ってきたばかり。食はそこそこ太い方で、好き嫌いなくどんなものでもしっかりといただきます。

100あるスタッフ それはすごいですね。ところで智恵子さんは、いろんな趣味をされていたそうですね。

智恵子さん はい。カラオケや大正琴を習ったりしていました。あと、少し前までは、毎朝6時に起きて近所の池の周辺を5、6人の友人たちと歩いていました。日曜日は喫茶店でモーニングを食べて帰るのが恒例でしたね。

年に2回、家族やいとこたちと旅行をすることが楽しみ!


100あるスタッフ 智恵子さんは、旅行もよく行かれるそうですね。

智恵子さん はい。家族で旅行へ行くことが多いですね。80歳のときには、ケーブルカーでマッターホルンにも登りましたし、95歳のときには3回目のハワイに行きました。パリも行ったけれど、とても綺麗でしたね。今でも年に2回、いとこ会と兄弟会で旅行をしています。先日もいとこ会で犬山に行きました。お城を見て、長良川で鮎を食べて。月に一度集まるときに、次はどこへ行こうかと話すのも楽しいですよ。旅行の前には、新しい洋服を買いに行くんです。

100あるスタッフ それは素敵ですね。確かに、お洋服も髪もとても綺麗にされていますね。

智恵子さん 月に1、2回は美容院に行くんですよ。3カ月に一度はパーマもかけます。

100あるスタッフ おしゃれ好きなんですね。ところで、印象に残っている旅行先はどこですか?

智恵子さん いろいろ行ったけれど、九州かしらね。博多で山笠というお祭りを見たのは、よく覚えています。

100あるスタッフ 智恵子さんの健康の秘訣は何だと思いますか?

智恵子さん 毎朝歩いていたこともよかったんでしょうね。一緒に歩いていた友人たちはみんな亡くなってしまったけれど、90代までは生きていましたからね。以前は旅行先でもよく歩きました。あとはやっぱり、みんなと楽しく話すこと。うちは嫁がとてもいい人でね。本当によくやってくれていて、いつも感謝していますよ。

100あるスタッフ お嫁さんだったんですね。お嬢さんかと思っていました。

智恵子さん 1日に100回くらい「お母さん、お母さん」って声をかけてくれて。息子が11年前に他界した後、2人の生活になったんだけど、揉めごともないですしね。とても良い関係が築けていると思いますね。揉めごとがないことも、長寿の秘訣かもしれません。

100あるスタッフ なるほど。今日はありがとうございました。これからもご家族と楽しく暮らしてくださいね。

<編集後記>
普段は自宅で過ごすことも多いけれど、ご家族で旅行をしたり外食をしに出かけたりと、アクティブな一面を持つ智恵子さん。「遠くからきてくれてありがとうね」と言ってくださるなど、取材中もよく「ありがとう」という言葉を話されていたことが印象的でした。感謝の気持ちを忘れないことも、穏やかな日々を過ごす秘訣かもしれません。

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