キャベツやブロッコリーなど、スーパーに並んでいるおなじみの野菜も、ルーツはケールと同じ原種から品種改良されたものだとご存知ですか?より野生の原種に近いケールはたくましくて丈夫。栄養価も高いことで知られています。同じアブラナ科の野菜ですが、ケールはキャベツのように結球(葉を丸めること)をせず、大きな葉を花びらのように広げて育ちます。 日光のエネルギーをたっぷり浴びようと1枚1枚が元気に葉を伸ばし、最終的には大人の顔が隠れてしまうほどの大きさ(約50cm)に成長します。収穫で葉を摘み取っても、次から次に新しい葉が芽吹くのもケールの特長。葉へ栄養分を送る茎の周りは約9cmもの太さで、その姿には力強い生命力がみなぎっています。