Chapter1
私たちのカラダに不可欠なコラーゲン

Chapter1
私たちのカラダに
不可欠なコラーゲン

コラーゲンの質が見た目を左右する

コラーゲンといえば「肌」を連想する人は多いことでしょう。それもそのはず、体内の全コラーゲンの約40%が肌に存在しており、肌は人体でコラーゲンが最も多い組織です。コラーゲンは肌の美しさを保つために重要な役割を担っています。
外側から表皮、真皮、皮下組織というように層をなしている肌の中でも、特に真皮のコラーゲン量は多く、70%にもなります。真皮はまるでコラーゲン線維が縦横に絡みながら張り巡らされたスポンジのようなもの。水分やヒアルロン酸を含んで、表皮を支え、肌の弾力を保っています。コラーゲンの質が悪くなると、真皮は使い古されたスポンジのようにぺしゃんこにつぶれて、肌の弾力性も伸縮性も失われてしまいます。
こうしたコラーゲン劣化によって生じるのが、肌のシワやたるみです。また、真皮は毛髪が成長するための栄養分を吸収する部位でもあるので、真皮の機能低下で髪への栄養補給が不十分になり、髪がやせ衰えることになります。コラーゲンの劣化がもたらす見た目への影響は非常に大きいといえます。

コラーゲンの劣化が、肌の弾力性低下を招く

コラーゲンは、20歳を過ぎたころから年齢とともに劣化していくことがわかっています(chapter2の「加齢によるコラーゲンの劣化[1]参照」)。一方で、年齢を重ねるほど、肌の弾力性が低下することも知られています。
実際に、肌の弾力性が年齢を的確に映し出しているということが、研究によって明らかになりました。
こういったところからも、コラーゲンの質と肌の弾力性の間に、関連性があるといえます。

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