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【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(駒場明房さん/103歳)

自分のペースで規則正しい生活を。今も元気に歩けるのは自己管理の賜物です。


ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は栃木県にお住まい駒場明房さん(103歳)を訪ね、「100年の自分史をまとめたい」と語る明房さんの充実した健康長寿の秘訣をお聞きしました。
*ご年齢は取材時のものです

100歳を前に、膝の負担を減らすためのダイエットに成功!


100あるスタッフ 明房さんのご家族は代々農家をされてきたそうですね。

明房さん 10代続く農家なんですよ。13歳で父が亡くなってすぐに家業を継ぎました。以来ずっとがむしゃらに働いてきましたね。今は跡取りに任せて、お米や野菜を有機栽培で作っているんですが、東京の有名レストランや日光のホテルからも注文がくるんですよ。

100あるスタッフ それはすごいですね!そんなにお元気なのは、やはり農業で体を動かされていたからなんでしょうか。

明房さん そうですね。それもあると思いますが、やはり暴飲暴食をしないことが大事だと思います。昔はかなりの酒豪で、男3人で一斗樽を一晩で空けるほど飲んでいました。でも40代で胃潰瘍を患ったのをきっかけに、ピシャリとお酒はやめましてね。あと、子どもの頃からずっと膝が悪かったので、90歳くらいの時にダイエットしたんですよ。

100あるスタッフ ええっ!90歳でダイエットですか?

明房さん 半年で7kgくらい減らしましたよ。65kgから58kgくらい。けれど、すぐ元にもどっちゃって。急に痩せるのはダメですね。2〜3年前にもダイエットに挑戦したのですが、今度はゆっくり減らしたので、目標の体重を保てています。

100あるスタッフ きちんと自己管理をされているんですね。

明房さん 自分のことは自分でしないと。自分で無理なことは医療のプロに頼みます。コロナ禍で外出は控えていますが、毎日家のまわりを散歩していますよ。今も毎日一人でお風呂に入っています。

100あるスタッフ すごいです!お家の周りといっても、都会と違って広いですし、良い運動になっておられるんでしょうね。

生まれ育った村の歴史書を出版。次の目標は「100年の自分史」を書くこと。


100あるスタッフ 毎日、何をして過ごされているんですか?

明房さん 朝は7時に起きて夜は21時に就寝。夕食後は必ず入浴します。コロナで外出できなくなった分、家で過ごすことが多くなりましたが、本を読んだり書道を書いたり、できるだけ頭を休めないようにしていますね。テレビも観ますがあまり長時間ではなく、それよりは軽いストレッチとかをするようにしています。食事は、朝昼晩3食きちんと、おやつやデザートまでしっかり食べます。

100あるスタッフ すごく充実した毎日を送られているんですね。明房さんのように元気な100歳になるために、70歳の方にアドバイスをするとしたらどんなことですか?

明房さん はい。規則正しい生活を自分のペースで続けることが大切だと思います。あと、自分のことはできるだけ自分ですることと、人に迷惑をかけないようにと考えること。

100あるスタッフ 素晴らしいです!そういえば、明房さんは本を出版されたこともあるそうですね。

明房さん 平成10年に400ページ近い本を刊行しました。自分が生まれ、今も暮らす村の歴史をまとめたものです。70代になってから、古文書解読を一から学び、ワープロで記録を打っていきました。幕末から明治期の村の成り立ちや記録をまとめたものと、明治から昭和の村の盛衰についてまとめたものの2冊です。資料を探したり提供してもらったり、市の図書館の協力で完成させました。次の夢は、100年の自分史をまとめることです。

100あるスタッフ 明房さんの自分史!絶対、読んでみたいです。これからもお元気に執筆を続けて、ぜひ実現させてださい。ありがとうございました。 

<ご家族からひと言>
戦争を生きたせいか、気持ちを軽く言葉にしない方ですが、米寿のお祝いの時、孫にお祝いをもらった時は照れながら「ありがとう」と言っている姿が微笑ましかったです。大変な時代を乗り越えてこられたきたので、好きなことを好きなペースで楽しんで、ずっと元気でいてほしいですね。

<編集後記>
ご長男の奥様手作りのブルーベリーのジャムとヨーグルトやりんごなど、美味しいおやつを私たちにも振舞っていただき、和気あいあいとした雰囲気でたくさんお話を聞かせていただきました。自分史が完成したら、ぜひ、また取材をさせてください。

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