「いい年 なんだから」
そんな言葉をかけられる年齢になってきた。
そして、周りの声よりも、
実は 自分自身に「いい年して」と言い聞かせて、
心にふたをしてしまっていることに気づく。
でも、本音の私はあの頃から変わっていない。
知らない世界や、初めての経験。
そして何より、重ねてきた年齢に自信を求めている。
もっと、ありのままの自分を受け入れたい。
もっと、ここのブレーキを外したい。
もっと、自由に挑戦したい。
だから、
これからは、もっといい年してやろう。
これまでの私よりも、もっと私を愛せるはず。
面白いのは、これからだから
超高齢社会に突入した一方で、日常生活でさまざまな情報に触れることで、
年齢に対しての思い込み・固定概念が生まれてしまうことも事実です。
例えば「若いから何でも挑戦できていい」、「いい歳してこんな服は着られない」など、
なにごとも若い方が良く、老いることは悪だと決めつけてしまう偏見は
国内問わず「エイジズム」という差別として知られています。
中でも自己の加齢に対するネガティブな思い込みは年齢を重ねるほどに強まる傾向があり※、
当社はそれを【セルフエイジズム】と名付け、
ウェルエイジングな生き方の妨げとなる社会課題として
着目しました。
※ 全国セルフエイジズム調査(自社調査)
年齢を重ねると誰もがカラダの衰えを感じますが、
加齢は決してネガティブな側面だけではありません。
重ねた歳月で培われた知識・経験・自信・教養は大人だからこその財産であり、
それこそが人生を豊かにします。加齢のポジティブな面に目を向け、
年齢を重ねることが喜びに変わるような文化をまずは長寿大国である日本から醸成するため、
当社は創業60周年を迎える今年
【セルフエイジズム脱却プロジェクト】を立ち上げます。
このプロジェクトを通じて無意識の思い込みに気づき、
年齢を重ねた大人が豊かな人生を送れることを応援するべく、様々な企画を展開していきます。