〈株式会社キューサイ分析研究所/福岡県宗像市〉
キューサイでは自社グループ農場と契約農家さまが共に農薬不使用でケールを栽培しています。
しかし露地栽培のため、近隣からの飛散農薬の影響を受ける心配はまぬがれません。万が一、ケールから農薬が検出された場合は、何カ月もかけて育てたケールでも畑ごと全て廃棄するのがルールです。
このように、食の安全安心を徹底的に守るため、キューサイでは、社内で定期的なケールの分析を行っていました。
その社内検査機関は、2003年「株式会社キューサイ分析研究所」として独立。外部機関として“公平で中立”な視点で、青汁の品質を証明する立場となりました。
ケール収穫の1〜2週間前にも、すべての畑の飛散農薬について厳重にチェック。青汁に余計なものが混じっていない、キューサイ品質を守っています。
上. 残留農薬検査における前処理の様子。
下. 食の安全安心を守ることが使命です。
左. 外部機関として第三者の目でチェックします。
右. すべてのケール畑の農薬の影響を随時チェックしています。
株式会社キューサイ分析研究所が別法人として独立したきっかけは、様々な企業から「うちの食品の分析もしてほしい」との要望が増加したことにあります。
2004年には、当時、大きな問題となっていた輸入食品の安全・安心に貢献するため、国に代わって輸入食品などの検査が可能な厚生労働省の登録検査機関となりました。この登録は、食品会社出資の民間機関では初めてのことです。
2007年には、国際規格「ISO/IEC 17025」(範囲限定)を取得。「株式会社キューサイ分析研究所」の出発点であった「残留農薬一斉分析」をはじめ、技術開発に取り組んできました。現在は、多様な分析が可能である総合的な食品分析機関に進化し、食の安全・安心を守っています。
国に代わって輸入食品などの検査を行える機関として認定された証。
食品会社出資の民間機関では日本で初めての登録。
試験結果の信頼性を確保するためのマネジメントシステムで、正確な測定・試験能力があることを証明できる国際規格です。
飛散農薬はどんな農薬が使われているのか分析の対象が分からないため、多項目の農薬の有無を一斉に分析する技術が必要です。
設立当初、100農薬の一斉分析からスタートし、今では800農薬(2018年4月現在)にまで到達。現在、国内最大級の一斉分析項目数を有する食品分析機関となっています。
放射能への関心、グローバル化にともない複雑化する食品事情や、おいしさを科学的に表現したいといった時代のニーズに合わせて、多様な検査・分析を行っています。
食品中に残留する可能性がある
農薬などを分析。
食品としての家畜類に使用される
医薬品の残留を分析。
栄養成分を適切に表示するため、
実際の食品を分析。
輸出の際に注意すべき
各種脂肪酸、糖類などを分析。
毒性が強く体内蓄積性のある
カドミウムや鉛などを検査。
国際規格をもちいて、輸出時の
証明にもなる検査を実施。
異物の形状や特徴を確認し
有機物・無機物など、種類によって分析。
食中毒の原因菌など
各種細菌を検査。
食品の生産段階や貯蔵段階に
おけるカビ毒を検査。
基準に反した食品添加物が
含まれていないか検査。
海外でも関心を集める
食品中の有害物質を検査。
人間の舌と同じメカニズムで
様々な食品などの「味」を数値化。
遺伝子組換え作物が
含まれるかを検査。
放射能への関心、グローバル化にともない複雑化する食品事情や、おいしさを科学的に表現したいといった時代のニーズに合わせて、多様な検査・分析を行っています。
食品中に残留する可能性がある
農薬などを分析。
食品としての家畜類に使用される
医薬品の残留を分析。
栄養成分を適切に表示するため、
実際の食品を分析。
輸出の際に注意すべき
各種脂肪酸、糖類などを分析。
毒性が強く体内蓄積性のある
カドミウムや鉛などを検査。
国際規格をもちいて、輸出時の
証明にもなる検査を実施。
異物の形状や特徴を確認し
有機物・無機物など、種類によって分析。
食中毒の原因菌など
各種細菌を検査。
食品の生産段階や貯蔵段階に
おけるカビ毒を検査。
基準に反した食品添加物が
含まれていないか検査。
海外でも関心を集める
食品中の有害物質を検査。
人間の舌と同じメカニズムで
様々な食品などの「味」を数値化。
遺伝子組換え作物が
含まれるかを検査。